擦傷
さっしょう
名詞
標準
abrasion
文例 · 用例
大概の打傷、擦傷、筋を違えなどは、内分にして、膏薬も焼酎も夜があけてから隠密という了簡。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
皮膚を検するに許多の擦傷あり。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『病院横町の殺人犯』 青空文庫
何處をどう掻き破つて出たのだか兎に角に三人とも素裸體で、諸所に擦傷を負ひながらもつぶれた屋根の下から這ひ出す事が出來た。
— 地震日記 『樹木とその葉』 青空文庫
この擦傷に見覚えがあるよ。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
そこですぐ争いになり、シムソンは太いステッキでストレーカの頭を叩き潰したが、小さなナイフを持って立向って来たストレーカからは、擦傷一つ受けなかった。
— SILVER BLAZE 『白銀の失踪』 青空文庫
又右衛門は擦傷を受けただけである。
— 直木三十五 『鍵屋の辻』 青空文庫
埃にまみれ、擦傷や打たれて青く腫れた横頬のまゝ、彼は家へ帰つたが一口もそれについて語らなかつた、それ以後彼の粗暴さは以前よりももつと本能的な動物的な狡猾さを具へて来た。
— 田畑修一郎 『医師高間房一氏』 青空文庫
向う脛に擦傷がついて血が流れていた。
— 豊島与志雄 『群集』 青空文庫
作例 · 標準
転倒した際、腕に擦傷ができてしまった。
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子供が自転車で転んで、膝に大きな擦傷を作ってきた。
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軽い擦傷なので、消毒して絆創膏を貼れば大丈夫だろう。
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