靴底
くつぞこ
名詞
標準
sole (of a shoe)
文例 · 用例
黒板へ書いている数式が間違ったりすると学生が靴底でしゃりしゃりと床をこするので教場内に不思議な雑音が湧き上がる。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
それがおもしろいことには靴底の皮革の部はすべらないで、かかとのゴムの部分だけがよくすべるのである。
— 寺田寅彦 『日常身辺の物理的諸問題』 青空文庫
もっとも最近における物質表面層の分子状態に関する研究の成果にはかなりに目ざましいものがあるから、遠からず、私の金だらいの場合や靴底の場合に対しても、いくらか満足な解釈が得られるであろうと期待される。
— 寺田寅彦 『日常身辺の物理的諸問題』 青空文庫
靴底と地面との衝撃の結果として靴底が磨滅されるおかげで、不愉快な振動が肉体に伝わることを防止するのであろう。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
こんな不平をいだいて、二三日歩き回っているうちに、不思議なことには、この靴底の三角の鉄片の存在を主張する叫び声がだんだんに、自然に弱くなって来た。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
入って行く床には程よく湿ったオガ屑が撒いてあって柔かく靴底にきしむ。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
……とうとう鼻を抓まれても解らない真の闇になると、そのうちに重たい靴底がフンワリと、海底の泥の上に落付いたようである。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
靴底を浪になめられつつ溜息ついて歩いた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
作例 · 標準
長年履き続けた靴は、靴底がすり減ってしまった。
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標準
sole (fish)
作例 · 標準
夕食に、香ばしく焼いた靴底のソテーをいただく。
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ウィキペディア
靴底 は、靴の最下層部を形成する部品。もしくは、地面に接する面のみを特に指すこともある。
出典: 靴底 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0