ぶらっと
ぶらっと
副詞
標準
limply
文例 · 用例
そいつは象のことだから、たぶんぶらっと森を出て、ただなにとなく来たのだろう。
— 宮沢賢治 『オツベルと象』 青空文庫
その夜、太郎はふところ手してぶらっと外へ出て、そのまますたすたと御城下町へ急いだ。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
私達は誰にも気どられずに路地を抜け出そうとする間ぎわ、向うからきょうはお竜ちゃんが一人きりでぶらっとくるのを認めて、大いそぎで物蔭へかくれた。
— 堀辰雄 『幼年時代』 青空文庫
…… その翌日、英夫君は二時の汽車で帰るというので、昼飯を早目にすませてから、お別れに村の西のはずれの、分去のところまでぶらっと散歩に行った。
— 堀辰雄 『雉子日記』 青空文庫
* まだその娘達が姿を見せないうちに、朝の食堂を出て来た私達は、部屋へは帰らずに、そのままぶらっと散歩に出た。
— 堀辰雄 『晩夏』 青空文庫
或る午後、私がいつものようにぶらっと散歩のついでにちょっと立寄ったとでも云った風に節子の家を訪れると、門をはいったすぐ横の植込みの中に、労働者のかぶるような大きな麦稈帽をかぶった父が、片手に鋏をもちながら、そこいらの木の手入れをしていた。
— 堀辰雄 『風立ちぬ』 青空文庫
そりゃあなた、べつだんわざわざでもなく、ぶらっと寄って下すったんでしょうけれどね。
— LE VIGNERON DANS SA VIGNE 『ぶどう畑のぶどう作り』 青空文庫
ところが、兎の耳がはみ出して、ぶらっと下るので、目籠がかくれてしまう。
— LE VIGNERON DANS SA VIGNE 『ぶどう畑のぶどう作り』 青空文庫
作例 · 標準
釣ったばかりの大きな魚を持ち上げると、尾びれが力なくぶらっと垂れ下がった。
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激しい運動の直後、腕が鉛のように重くなり、両脇にぶらっと下げたまま動けなくなった。
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居眠りしていた乗客の頭が、電車の揺れに合わせてぶらっと前に傾いた。
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標準
idly
作例 · 標準
休日の午後は、特に目的もなく近所の公園のベンチに座って、ぶらっと時間を過ごすのが好きだ。
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締め切りが迫っているのに何もやる気が起きず、一日中部屋の中でぶらっとしてしまった。
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定年退職後は、田舎の縁側でお茶を飲みながら、毎日ぶらっと過ごしたいと父は言っている。
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標準
aimlessly
作例 · 標準
次の予定まで少し時間があったので、駅前の商店街をぶらっと歩いてみた。
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旅先で地図も持たずに路地裏をぶらっと探索していたら、雰囲気の良いアンティークショップを見つけた。
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週末は自転車に乗って、川沿いのサイクリングロードをぶらっと気の向くままに走っている。
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