桂皮
けいひ
名詞名詞-の形容詞
標準
cinnamon
文例 · 用例
――肉桂は昔から、男子の若返りの薬として愛用せられてゐるものだと、ニウは時々、富岡が疲れて、ベッドでものうい休息をとつてゐると、桂皮を削つて、熱い湯にとかして持つて来てくれた事があつた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
これに続いて没薬、香、桂皮、その他の防腐剤が使われた。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
今度は薬研を引きよせて、桂皮か何かをザクザクと刻みはじめる。
— 上方の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫
馳せ出でつつ、その落ちたる梭を取って押戴き、社頭に恭礼し、けいひつを掛く)しい、……しい……しい。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
いったいに、いつもものしずかな、ふかくおもい込むたちのひいさまでしたけれど、これからは、それがよけいひどくなりました。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
ところで、高く高くのぼって行けば、行くほど、その鏡はよけいひどく、しかめっつらをするので、さすがの悪魔も、おかしくて、もっていられなくなりました。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
人通りのはげしい町中へ捨て子をしたら、なんのまじないになるのじゃ」「べつになんのまじないになるのでもござりませぬが、人出のしげいところへ捨て子をしておけば、それだけよけいひと目にかかり、それだけよけい評判も高まる道理。
— 卒塔婆を祭った米びつ 『右門捕物帖』 青空文庫
「さよなら――」とだけいひ棄てると慌てゝ踵を回らして後戻りした。
— 牧野信一 『ダイアナの馬』 青空文庫
作例 · 標準
アップルパイにシナモンの香りが漂い、食欲をそそる。
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風邪の引き始めには、桂皮(シナモン)のお湯割りが良いとされる。
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「この紅茶、ちょっと桂皮の風味がするね。」
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