経費
けいひ
名詞頻度ランク #3188 · 青空 266 例
標準
expenses
文例 · 用例
その苦しい世帯を遣り繰りして、許された時間と経費の範囲内で研究するにしても、場合によってはまた色々意外な拘束の起ることが可能である。
— 寺田寅彦 『学問の自由』 青空文庫
」 彼等は、この鉱山から、一カ年にどれだけの銅が出て、経費はどれだけか、儲けはどうか、銅はどこへ売られているか、そんなこた全然知らなかった。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
それに要する作業費が二三千円であるが、地形図の基礎になる三角測量の経費をも入れて勘定すると、一枚分約一万円ぐらいを使わなければならない、そのほかにまだ計算、整理、製図、製版等の作業費を費やすことはもちろんである。
— 寺田寅彦 『地図をながめて』 青空文庫
原などは余り経費がかかり過ぎるなんて理窟を並べたが、こういう実例が上ってみると文句はあるまい。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
その中百円を葬儀の経費に百円を革包に返し、残の百円及び家財家具を売り払った金を旅費として飄然と東京を離れて了った。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
」深川綾子の先達て、女乞食を救いたるは、廃物を買いて虚名を売り、給金無しの下婢を得て奇利を占めんず政略なりし、今また経費を節減せんとて、行く処なく帰る家なき女乞食を追出だせり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
もっともズット以前の明治三十年頃までは、深良家の先祖代々が住んでいた巨大な母家が、雑木林の下の段の平地に残っていたが、それが現在の牛九郎爺さんの代になると、極端な労働嫌いの算盤信心で、経費が掛るといって、その一段上の雑木の中に在るタッタ三|室しかない現在の離家に移り住むようになった。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
夏の暑さのために縁の外の葦竹、冬の嵐気を防ぐために壁の外に積む柴薪――人間が最少限の経費で営み得られる便利で実質的な快適生活を老年の秋成はこまごまと考へて居た。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
作例 · 標準
出張の際の交通費や宿泊費は、すべて経費で落とせる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
経費の精算を忘れないように、領収書はきちんと保管しておこう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「この件に関する経費は、いくらぐらいかかりそうですか?」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
経費(けいひ)は、「経常費用」の略称であり、一般的には費用のことである。ただし、分野によっては特定の意味を持つことがある。また、狭義には、財政学などで特に国や地方公共団体の財政的支出を指す。
出典: 経費 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0