血肉
けつにく異読 ちにく
名詞頻度ランク #43453 · 青空 195 例
標準
blood relative
文例 · 用例
骨董が重んぜられ、骨董蒐集が行われるお蔭で、世界の文明史が血肉を具し脈絡が知れるに至るのであり、今までの光輝がわが曹の頭上にかがやき、香気が我らの胸に逼って、そして今人をして古文明を味わわしめ、それからまた古人とは異なった文明を開拓させるに至るのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
骨董が重んぜられ、骨董蒐集が行はれるお蔭で、世界の文明史が血肉を具し脈絡が知れるに至るのであり、今までの光輝が吾曹の頭上にかゞやき、香気が我等の胸に逼つて、そして今人をして古文明を味はゝしめ、それから又古人とは異なつた文明を開拓させるに至るのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
下手くそでもいい、自分の血肉を削った言葉だけを、どもりながら言いたい。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
盛り上る血肉の力闘の勢いに押されて彼等は互に対する平常の気持ちの我慢を突き破った。
— 岡本かの子 『決闘場』 青空文庫
が、紅葵の傍、向日葵の花叢の中、または戸毎の入口の前、背戸の外に出て、子供まじりに、毛深い男女のぽつんぽつんと佇んでいる姿を見ると、人種の血肉は争われないものだと観た。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
凡てのものを蔑視したる彼は今、女性の真美を感得せり、血肉あるの女性は血肉の美を示せども、天地の至妙を示すものにあらず、始め貞操を以て辞せしものも、人間を嘲罵する彼の心絃には触れざりしを、この際に於て豁然悟発して、人間に至真の存するあるを暁らしめたり。
— 北村透谷 『心機妙変を論ず』 青空文庫
血肉も骨も筋も一つに溶け合うのは恋しい可愛い人ばっかりだ。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
その時一の夜叉名を賓伽羅と呼ぶ者曠野に住んで血肉を食い、その住む処樹木すら枯れ獣畜も逃れ去るほど故、人はとても活き得ず。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
家族は私の血肉であり、どんな時も支えとなってくれる大切な存在だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
血肉を分けた兄弟だからこそ、互いに助け合うのが当然だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は血肉のつながりよりも、心のつながりを重視する人間だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
flesh and blood
作例 · 標準
その小説は、人間の血肉が持つ欲望や苦悩を赤裸々に描いている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
日々の労働で鍛えられた彼の血肉は、まるで鋼のようだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
芸術家は、自らの血肉を削るような思いで作品を生み出した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash