横隊
おうたい
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文例 · 用例
その時には引率の先生がまつさきに興奮して、私たちを海に向けて二列横隊にならばせ、「われは海の子」といふ唱歌を合唱させたが、生れてはじめて海を見たくせに、われは海の子白波の騒ぐ磯辺の松原に、とかいふ海岸生れの子供の歌をうたふのは、いかにも不自然で、私は子供心にも恥かしく落ちつかない気持であつた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
一同が校長の家に向つて横隊になる。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
一同が校長の家に向って横隊になる。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
号令につれて消防手の竿は右向き左向き縦隊横隊を繰り返すのだった。
— 佐左木俊郎 『或る部落の五つの話』 青空文庫
新館の男の塾生二十三名、そのほか新館別館の女の塾生六名、緊張した顔でバルコニイに、四列横隊みたいな形で並び、出棺を待った。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
――昂奮して、とりとめもない乱暴な言葉を喚き会ひながら四人横隊になつて腕を執つたり肩を組んだりして石段を上つた。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
三人の男は、丘の中腹に段々となつてゐるスタンドで横隊に肩を組んで並んだまゝ、群像のやうになつて凝つと娘達の遊戯を視詰めてゐた。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
長柄の木槌で氷を叩きながら、十数人の男が一列横隊をつくつて向うへ進む。
— 島木赤彦 『諏訪湖畔冬の生活』 青空文庫
作例 · 標準
例句