ズボン吊り
ズボンつり
名詞
標準
suspenders
文例 · 用例
彼は、いかにもしかつめらしく考えこんだような様子をしながら穴から出て、自分の片方のズボン吊りで犬の口をしばりあげ、それから低くくすくす笑いながら、また自分の仕事にかかった。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
ズボン吊りをかけたり、ネクタイを結んだりしながらも、彼は足擦りの礼をしてみたり、特別あざやかなお辞儀をしてみたり、また、ついぞ舞踏などしたこともない癖に、跳躍をやってみたりした。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
青い革のズボン吊り。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
」 マリ・デルは咳払いをして、妻から眼をそらせながらズボン吊りを外した。
— MARI D'ELLE 『マリ・デル』 青空文庫
その男は上衣をぬいで、細い上体にズボン吊りを見せていた。
— 梅崎春生 『黄色い日日』 青空文庫
男の細い上体は、黒いズボン吊りにしめつけられ、あえいでいるように見えた。
— 梅崎春生 『黄色い日日』 青空文庫
ここに柳の木はあるし、ハンカチもあれば襯衣もあるから、おれは繩をすぐになうことができる、おまけにズボン吊りがあるぞ――何もこのうえ、世の中の荷やっかいになって、この卑劣な体で大地の神聖をけがしていることはない!
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
私はズボンつりをボタンにかけながら窓ぎわに倚り添って窓外を見下ろした。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
作例 · 標準
彼はベルトの代わりに、クラシックなデザインのズボン吊りを愛用している。
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激しく動いてもズボンがずり落ちないよう、しっかりとしたズボン吊りを使う。
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ズボン吊りを肩にかけると、背筋が伸びてシャキッとした気分になる。
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