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黒ずみ

くろずみ
名詞
1
標準
blackhead
文例 · 用例
陽が西に沈むにつれ山は裾から濃紫に染め上って行く、華やかにも寂しい背光に、みるみる山は張りを弛めて、黒ずみ眠って行く。
岡本かの子 富士 青空文庫
葉桜の深翠したたるばかりの頃に候へば、舞台の上下にいや繁りに繁りたる桜の葉の洩れ出で候て、舞台は薄暗く、緋の毛氈の色も黒ずみて、もののしめやかなるなかに、隣国を隔てたる連山の巓遠く二ツばかり眉を描きて見渡され候。
泉鏡花 凱旋祭 青空文庫
他の一顆を味わむとせしに、真紅の色の黒ずみたる、台なきは、虫のつけるなり。
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
ああ鬱憂の山毛欅の天、日さへ黒ずみ、朽尼が涙眼かなしむ日の鉦に、畠の林檎|紅饐えて蛆こそたかれ。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
と、また、山火事に焼け黒ずみ、また雪に雨に白く晒された椴松、白樺、落葉松の疎林が、ほうほうと寒い梢を所在に震わしている。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
六七軒の家並を出はずれると眼の前には斜めに広く黒ずみ渡った林が見られた。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
夜の色にその葉の緑は黒ずみ、可愛らしい珊瑚珠のやうな赤い實も眠たげではあるけれど、荒涼たる冬に於ける唯一の彩りが、自然の野からこの部屋に移されて、毎日どれだけ私の眼を慰める事であらう。
水野仙子 日の光を浴びて 青空文庫
半生を東京の町中に多く暮して來た私などが、あの深い煤煙と塵埃との中に息づいてゐるやうな幹も草も黒ずみくすぶつた都會の樹木を笑へた義理でもない。
島崎藤村 山陰土産 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、毎日のスキンケアで顔の黒ずみを丁寧に除去している。
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「あー、また鼻の黒ずみが目立ってきた!」と鏡を見てため息をついた。
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専用のパックを使うと、毛穴の黒ずみがすっきりと取れることがある。
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2
標準
dark discoloration
作例 · 標準
長年放置されていた古い家具には、黒ずみが浮き出ていた。
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「あら、この部分、色が濃くなってるわ」と妻が言った。長年の使用による黒ずみだろう。
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銅製品の黒ずみは、特殊なクリーナーで磨けば落とすことができる。
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