場慣れ
ばなれ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
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文例 · 用例
おい、おんつぁん、騒げ、うつと騒げ、なあI、もつと騒げつたら」「うむ、騒ぐ、騒ぐ」 場慣れないIは、はにかんで笑ひながら、大急ぎで箸を刺身皿に持つて行つた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
挙止侠にして、人を怯れざる気色は、世磨れ、場慣れて、一条縄の繋ぐべからざる魂を表わせり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
どちらも若い武士であったが、新らしく出て来た一人は幾らか場慣れているらしく、半七にむかって我々は決して試し斬りではないと弁解した。
— あま酒売 『半七捕物帳』 青空文庫
そして口にこそ出さないが、こんな感興の後では、デピユウ氏のやうな場慣れた演説家でもさぞやりにくいに相違あるまいと思つた。
— 大正十一(一九二二)年 『茶話』 青空文庫
私は彼にファシスト風の真直ぐに腕を上げる挨拶をして、まず私たちがいかに方々を旅行して来た場慣れ者であるかを示した。
— Mrs. 7 and Mr. 23 『踊る地平線』 青空文庫
しかしそれも束の間、場慣れぬせゐも手傳ふとは言へ、とかく世智に疎く、愚圖で融通の利かない彼は、忽ち同輩の侮蔑と嘲笑とを感じて肩身の狹いひけめを忍ばねばならぬことも所詮は致し方のない悉わが拙い身から出た錆であつた。
— 嘉村礒多 『崖の下』 青空文庫
喧嘩に場慣れているだけでさあ」 と、事もなげにまくし立てたが気がついたように、「実はあれから、この近所に、あっしも用達しがあったので、その戻り道。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
傾斜の激しい氷面を降りる時になど、スピイドを加減するための方法である――この硬い雪は、近代的に場慣れた恋だ。
— 白い謝肉祭 『踊る地平線』 青空文庫
作例 · 標準
初めは緊張していたが、何度かステージに立つうちに場慣れして、堂々と歌えるようになった。
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彼は海外出張が多く、どんな状況でも場慣れしているので頼りになる。
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新人研修では、様々なシミュレーションを通して場慣れさせることが重要だ。
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