訓戒
くんかい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
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文例 · 用例
浦島は赤面し、「私のは批評ではない、これは、訓戒といふものだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
事実の言い表わしであって権利も義務も訓戒も含まれていない。
— 寺田寅彦 『方則について』 青空文庫
重力の講義をする物理学の先生が、重力は時々人殺しをする不都合なものであると言って生徒を訓戒したらそれは滑稽を通り越してしまった狂気の沙汰であろう。
— 寺田寅彦 『さるかに合戦と桃太郎』 青空文庫
この訓戒はこの学者の平生懐抱するような人生哲学からすればきわめて当然な訓戒として受け取られるのであるが、これとは少しちがった種類の哲学の持ち主であるところの他の学者に言わせると、それと反対に「映画でも見ないと頭がかたくなっていけないから時々見るほうがいい」とも言われうるからおもしろいのである。
— 寺田寅彦 『映画と生理』 青空文庫
けれども正作は根気よく世話をしていたが、ついに五郎を自分のそばに置き、種々に訓戒を加え、西国立志編を繰返して読まし、そして工手学校に入れてしまった。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
それが生徒に腹を立ててどなりつけるのではなくて、いったいどうして生徒がそういう不都合をあえてするかということに関する反省と自責を基調とする合理的な訓戒であったのだから、元来始めから悪いにきまっている生徒らは、針でさされた風船玉のように小さくなってしまった。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
警官は叱責やら、訓戒やらをがみ/\喚いて、やがて行つてしまつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
いいかけて軽部はふと自分がお君を犯した時のことを想い出し、何か矛盾めいたことを言うようであったから、簡単な訓戒に止めることにした。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
作例 · 標準
隊長は、軍規を乱した兵士たちに対して厳しい訓戒を与えた。
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父の訓戒は、過ちを犯しそうになるたびに私の耳の奥で蘇る。
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裁判官は被告人に対し、判決の前に今後の身持ちについての訓戒を述べた。
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