訓誨
くんかい
名詞
標準
giving guidance
文例 · 用例
第七 就役一 典獄の訓誨 伊勢へは我々一年半の刑を受けし人のみにて、十数人の同行者あり。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
なんだかあの水鳥が己に尊い訓誨を垂れてくれたやうであつた。
— BALTHASAR ALDRAMIN. KURZE LEBENSGESCHICHTE AUS DEM ALTEN VENEDIG. 『復讐』 青空文庫
蘭軒が贈るに訓誨の語を以てした所以であらう。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
子女たるものは、父母の訓誨に従て孜々勉励、成長の後、独立自尊の男女として世に立つの素養を成す可きものなり。
— 慶応義塾 『修身要領』 青空文庫
そもそも洋学のもって洋学たるところや、天然に胚胎し、物理を格致し、人道を訓誨し、身世を営求するの業にして、真実無妄、細大備具せざるは無く、人として学ばざるべからざるの要務なれば、これを天真の学というて可ならんか。
— 福沢諭吉 『慶応義塾の記』 青空文庫
そればかりではない、父は娘が手習の手本にまで、貞操の美しいことや、献身の女の徳であることや、隣の人までも愛せよということや、それから勤勉、克己、倹約、誠実、篤行などの訓誨を書いて、それをお種に習わせたものであった。
— 島崎藤村 『家(上巻)』 青空文庫
彼の刑に就かんがために江都に檻送せらるるや、彼自から懐を賦して曰く、「平素庭に趨くも訓誨に違う、この行|独り識る厳君を慰むるを。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
第五章 芋蟲の訓誨 芋蟲と愛ちやんとは互に暫く默つて睨ツ競をして居ましたが、終に芋蟲が其口から煙管を離して、舌ッたるいやうな眠さうな聲で、『誰だい?
— ALICE'S ADVENTURES IN WONDERLAND. 『愛ちやんの夢物語』 青空文庫
作例 · 標準
老僧は、死期を悟った男に静かな口調で最後の訓誨を与えた。
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師の訓誨を胸に刻み、彼は誘惑を断ち切って修行に励んだ。
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過ちを繰り返す若者に対し、村の長老は慈愛に満ちた訓誨を垂れた。
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