監督者
かんとくしゃ
名詞
標準
superintendent
文例 · 用例
トーキー製作の監督者は、要するに人間の目と耳とを品玉とする魔術師である。
— 寺田寅彦 『耳と目』 青空文庫
妹さんは、たった二十歳でも、二十二歳の佐吉さんより、また二十四歳の私よりも大人びて、いつも、態度が清潔にはきはきして、まるで私達の監督者のようでありました。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
女のひとは、まさかその人は私の昔からの監督者だとは知らないから、「ええ、たいへん親切よ」なぞと、いい加減のふざけた口をきくので私は、ハラハラした。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
これは悲哀が人を弱くすることも實際では有らうが、眞の愛情より成立つて居る保護者が亡くなり、眞の親切よりの助言者監督者を亡せることが、病魔の侵入すべき隙を多く與ふることも其の一因である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
そうして酒徒としての私にはやや差し障りそうな道連ではあったが時とすると侮り難い小さな監督者であろうも知れぬが、だが、私自身にも寧ろ或はそれを望んだ心もちもあった。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
これは悲哀が人を弱くすることも実際ではあろうが、真の愛情から成立っている保護者が亡くなり、真の親切な助言者監督者を亡くすことが、病魔の侵入する隙を多く与えることもその一因である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
そうして過渡期の日本の社会道徳にそむいて、私の歩を相互に進めることなしに、意志の重みをはじめから監督者たる父母に寄せかけた彼の行ないぶりを快く感じた。
— 夏目漱石 『手紙』 青空文庫
殊に地方に在る子女が、監督者の手を離れ、知人朋友の注視から逃れて、腹一パイに新しい空気を吸いに行く処である。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
作例 · 標準
プロジェクトの監督者は、進捗状況を細かく確認し、遅延がないように指示を出した。
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美術館の監督者は、展示品の安全管理と保全に責任を負っている。
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工場では、ベテランの監督者が若手作業員に技術指導を行っている。
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