被災
ひさい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #5939 · 青空 7 例
標準
suffering (from a disaster)
文例 · 用例
乍併兼与大小神祇、乍恐同心合意候間、一切災害不加正直忠信之人祈願仕候間、其地吾一家に不限、知識正真忠心善意善行之者被災害事者決無之、一統莫有怖畏存候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
柏軒が京都にゐて江戸の嗣子徳安並に門人等に与へた書に、「兼与大小神祇乍恐同心合意候間、一切災害不加正直忠信之人祈願仕候間、其地吾一家に不限、知識正真、忠心善意善行之者、被災害事者決無之、(中略)唯一途に正真忠信に奉神奉先接人憐物関要に候」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
風に襲われた大地、被災した風よけ、かき乱された機械類、我々の犬が示した様々な動揺、橇及び他の備品の紛失、隊員と犬の死、ゲドニーの不在、気違いじみたやり方で埋葬された六体の生物標本、構造上の損傷の割に異様なほど健全な組織、四千万年も前に死滅した世界から掘り出されたというのに。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
三年生以上の全員は、こぞって大井町の被災工場の後始末に動員され、焼けたセメントや機械の破片をモッコで担いであたりを片づけねばならない。
— 山川方夫 『煙突』 青空文庫
この島の女王になれます、つまり飢餓に苦しむ人々と、数千坪の被災地の上に立つ貴婦人になれます。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
とみえ、 かなしい事には、被災者とわれわれ非罹災者との間にさえ、日にまし感情上のヘダタリや差があり、それはあの気のどくな方々と一しょに汚水の中で腹をへらし、ローソクの灯の心細い寒夜を共にしなければ、とうてい、被災者の実感はつかめるものではありません。
— 吉川英治 『随筆 私本太平記』 青空文庫
現に被災地ではまだまだたくさんな生命が悲泣している。
— 吉川英治 『随筆 私本太平記』 青空文庫
被災者にすれば「今は南北朝時代か」と疑いたくもなるだろう。
— 吉川英治 『随筆 私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
今回の大地震で自宅が倒壊し、多くの知人も被災して避難所生活を送っている。
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豪雨による浸水で被災された地域の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
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被災した工場は設備の復旧に時間がかかり、操業停止を余儀なくされている。
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