話し方
はなしかた
名詞頻度ランク #13391 · 青空 141 例
標準
way of talking
文例 · 用例
たとへて云つて見れば、田舍のお婆さんが病院へ來て自分の病氣を醫者に話してゐるときの説話法のやうなもので、それがまた最もインテイメイトな話し方でもあるのだ。
— 梶井基次郎 『「親近」と「拒絶」』 青空文庫
實際このインテイメイトなプルウストの話し方は佛蘭西人の生活や生活感情と云つたものを、これまで僕達が佛蘭西の小説を讀んで親しんでゐたより以上に、よりリアルに、僕達に近づけたので、僕達はさう云つた生活のデイテイルに限りのない親しさを感じる一方、またこれまでにない拒絶の感情をもうけとるのだ。
— 梶井基次郎 『「親近」と「拒絶」』 青空文庫
プルウストの文章はプルウストの話し方が少し難かしい上に、今云つたインテイメイトな話し方で、大層譯すのに困難な長いセンテンスを持つてゐるやうだ。
— 梶井基次郎 『「親近」と「拒絶」』 青空文庫
その彼が、たまげた話し方をした。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
まもなく、カイは、近所じゅうの人たちの話し方も、歩き方も、まねすることができるようになりました。
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
しかし、それは良寛さんがいけないのではなくて、私の話し方がいけないのである。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
知らぬ間に三造もかなり飲んでいたようで、しばらくは相手の話も一向耳に入らなかったが、そのうちに何か話し方が違うらしいのにふと気がついて見ると、M氏は既に奥さんの話を止めて、「ある他の事柄」について語っている。
— 中島敦 『狼疾記』 青空文庫
だから話し方がためらいがちでささやくみたいで。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫