粘菌
ねんきん
名詞
標準
myxomycete
文例 · 用例
これ予のみならず、友人グリェルマ・リスター女の『粘菌図譜』、昨年新版を贈り来れるを見るに、Diderma Subdictyospermum の胞嚢は雪白と明記され、D. niveum も、種名通り雪白なるべきに、図版には両ながら淡青に彩しあり。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
博覧強記で土俗学から印度哲学から言語学から何から何まで行くとして可ならざるなき底の学者であるが、専門は粘菌の分類である。
— ――特に自然科学者に就て―― 『日本の頭脳調べ』 青空文庫
粘菌の大半の種類は氏の発見にかかる。
— ――特に自然科学者に就て―― 『日本の頭脳調べ』 青空文庫
南方氏の仕事の中で、何とか後の世に伝えたいと思うのは粘菌の研究で、これは世界一ではあるまいか。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
牧野富太郎が植物採集をしたのも、南方熊楠が粘菌採集や筆写に明け暮れていたのも、きっとそれが楽しかったからではないかと思うのです。
— インターネット図書館の開設から今日まで 『青空文庫ものがたり』 青空文庫
――鼠色の雨空、濡れた蘆、ぬるぬると粘菌類や陰科植物の繁殖した沼地、……それは奇怪な鬼火の伝説がなくとも、実に不気味な、陰惨な光景だった。
— 山本周五郎 『殺生谷の鬼火』 青空文庫
作例 · 標準
森林の奥深くで、奇妙な形をした粘菌を発見した。
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粘菌はアメーバのように動き、バクテリアなどを捕食する。
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生物学者は、粘菌のユニークな生態に魅了されている。
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ウィキペディア
粘菌 とは、多細胞性の子実体を形成する能力をもつアメーバ様単細胞生物の総称。この性質は多様な系統の真核生物が示すことが知られており、単一の分類群には対応しない。狭義にはそのうち変形菌(真正粘菌)を指すが、本項目では広義の粘菌についての一般論と、我々の認識の変遷について扱う。個々の生物についてはそれぞれの項目を参照のこと。
出典: 粘菌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0