虚構
きょこう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞名詞-の形容詞頻度ランク #14270 · 青空 350 例
標準
fiction
文例 · 用例
その次が「虚構の彷徨」で新潮社。
— 太宰治 『私の著作集』 青空文庫
空想的な、虚構の世界である。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
不思議が如何にも不思議らしく、トリツクが如何にもトリツクらしく、或は虚構が如何にも虚構らしく露骨に作の上に浮いてゐるやうでは、それはまづい探偵小説と云つて好い。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
さて、探偵小説の世界は空想的な、虚構のロマンスの世界であるが、新しい探偵小説には指紋だの、顯微鏡だの、化學分析だの、催眠術だの、犯罪骨相學だのと云つた、實際的な科學的要素も色々に點綴されて、一そう筋を複雜にし、興味を深めてゐるやうに思はれる。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
これは、新潮社版「虚構の彷徨」の中に編入されて在る。
— 太宰治 『『思ひ出』序』 青空文庫
も一ツ古い談をしようか、これは明末の人の雑筆に出ているので、その大分に複雑で、そしてその談中に出て来る骨董好きの人の性格|風には名高い人※もあり、勿論虚構の談ではないと考えられるのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
「虚構の彷徨」という私の第二創作集に、この写真を挿入しました。
— 太宰治 『小さいアルバム』 青空文庫
それはちょうど、数学に於てある計算はわざと虚構な数を設け、置かれた数に加減乗除してみて、所用を達した上は、再びその数を退けるという方法に似たやり方であろう。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫