戯る
たわむる
Nidan verb (lower class) with 'ru' ending (archaic)動詞-自動詞
標準
to be playful
文例 · 用例
勝坊の頭を撫で乍ら商人に向って、T「自分で落しときァがって巫山戯るねえ!
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
これも真面目な勤勉な市民が羽目をはずして怠け巫山戯る日であった。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
海棠 牡丹の盛りには蝶蜂の戯るゝを憎しとも思はねど、海棠の咲き乱れたるには色ある禽の近づくをだに嫉しとぞおもふ。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
美人は戯るるがごとくに詰れり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
奢を恣まにせば熊掌の炙りものも食ふに美味ならじ、足るに任すれば鳥足の繕したるも纏ふに佳衣なり、ましてや蘿のからめる窓をも捨てゞ月我を吊ひ、松たてる軒に来つては風我に戯る、ゆかしき方もある住居なり、南無仏南無仏、あはれよき庵、あはれよき松。
— 幸田露伴 『二日物語』 青空文庫
忽ち卯の花に遊ぶこと萩に戯るるが如しである。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
白布にて蔽うたる一個の小桶を小脇に、柱をめぐりて、内を覗き、女童の戯るるを視つつ破顔して笑う朱の盤 かちかちかちかち。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
小田島は勿論、こんな女が自分の傍に居るのを知ってもイベットが何とも思わないことを知って居た、それよりもイベットの子供らしいとはいえ態と自分にからかって他の男に巫山戯る様子にいくらかの嫉妬を感じた。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
作例 · 標準
庭の草むらで蝶と戯る童の姿は、まるで古画から抜け出したような情緒があった。
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彼は浮世のしがらみを忘れ、山水の間に戯る風流な生活を夢見ていた。
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古典の記述によれば、かつての宮廷では歌を詠んで言葉を戯る遊びが盛んだったという。
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