朴
ほお異読 ほおがしわ
名詞多音語頻度ランク #13223 · 青空 417 例
標準
Japanese bigleaf magnolia (Magnolia obovata)
文例 · 用例
さもなければ、無器用朴訥な愛嬌で助かる。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
彼は朴訥であるのでその隙ばかりみてゐて容易に名詞も形容詞も口にしようとはせぬ。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
芥川君の如くインテリ型の秀才肌で、文明人の纖細な神經から、社交的の禮節にのみ氣を疲らして居た人にとつて、室生君の自然兒的な野性や素朴性やは、たしかに痛快な驚異であり、英雄的にさへ見えたのだらう。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
一寸知つた程度の人が、五人ゐはしたが、その中の四人はIの尊敬者であり、一人は、朴直な粧ひをした通人で、愚直な私など相手にして呉れるべくもなかつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
御覧の通りに僅々七十年間に、ソクラテスからジイド迄読破することが出来たといふのは、もとより負けじ魂に由るものであるが、注意すべきは、その負けじ魂といふよりかも、我等が粗朴であつたからである。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
何故かといふに、我等がもつと粗朴でないものであつたとしたら、かくも尨大な文献の前に、突然身を置いた我等として、その一冊一冊に取掛からうとするまへに、かくも尨大な文献の前に突如連れて来られたといふ我等の運命に就いて先づ考へようとしたであらう。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
それを兎も角手当り次第に手を付けたといふことは、我が同胞の、粗朴であつたればこそである。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
かくては「統一」の要求は忘れ果てられるのみならず、昔日の粗朴ささへもが、はや「血迷つた粗朴さ」でしかないのである。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
作例 · 標準
日本の庭園には朴の木がよく植えられている。
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朴の葉は大きく、昔は食物を包むのに使われた。
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朴の白い花は初夏に咲き、芳しい香りを放つ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
朴 ほお(ホオノキ) - モクレン科の落葉高木。 朴 (姓) (박) - 朝鮮民族の姓。
出典: 朴 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0