噴泉
ふんせん
名詞
標準
fountain
文例 · 用例
サッポロビールの活動照明、ビール罎の中から光の噴泉が花火のように迸しる。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
まして大宮浅間の噴泉の美は、何とであろう、磨きあげた大理石の楼閣台※も、その庭苑に噴泉がなかったら、頓に寂寞を感ずるであろう。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
富士の白雪のもたらす噴泉美は、シャスタ火山あたりにないでもないが、富士の水の滾々として、無尽蔵なるにおよばない。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
無闇に井戸を掘って熱泉を噴出させたために規則正しい大湯の週期的噴泉に著しい異状を来したというので県庁の命令で附近の新しい噴泉井戸を埋めることになった。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
二、三十尺の高さに噴き上げている水と蒸気を止めるために大勢の人夫が骨を折って長三|間、直径二インチほどの鉄管に砂利をつめたのをやっと押し込んだが噴泉の力ですぐに下から噴き戻してしまうので、今度は鉄管の中に鉄棒を詰めて押し入れたらやっと噴出が止まった。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
金米糖といくぶん似たものは、「噴泉塔」と称せられるものである。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
これは少し脱線であるが、珊瑚礁を作るような珊瑚のうちに、上記の噴泉塔とも類似し、またシャボテンのうちに瓜のような格好で、縦に深く襞のはいったのがある、あれともいくらか似た形のものがある。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
もっとも、上述の中でも、噴泉塔の縞や、鈴木君の円板の割れ目などもむしろこの放射型に属するものであったが、このいわゆる放射縞の現象の中で、最も顕著で古くから知られているものの一つは、放電のリヒテンベルグ形像である。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
作例 · 標準
温泉街の中心にある公園では、一定の間隔で高温の湯が吹き上がる間欠噴泉が見られる。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
地下深くの熱水が岩の割れ目から勢いよく吹き出し、辺り一面を噴泉の蒸気が覆っていた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
国立公園内にある巨大な噴泉は、毎日多くの観光客がカメラを構える名所となっている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview