経過
けいか
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #2460 · 青空 1879 例
標準
passage (of time)
文例 · 用例
今は却々さうでもないやうに見えるとしても、少しく時が経過してみれば、まこと嗤ふべきことに過ぎないであらう。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
成巧といふことは、悪い例で云へば、成巧した、さて人々に尊敬させたい、とか、では、チツト道楽を始めよう、とか、直ちに次の事業なり計画なりに取かゝるのでない限り自体さうした経過を採るものなのである。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
而も、さういふ経過を採る所以のものは、人間が、本来先づもののあはれを求める傾向を有するからである。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
――そんなベラ棒な話があるものかと云はれるかも知れないが、勿論さうなるまでには彼にとつてのみの秘密である幾多の暗面、個人の長々しい心的歴史を経過するのである。
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
そしてこの臆測は、蕪村の俳句や長詩に見られる、その超時代的の珍しい新感覚――それは現代の新しい詩の精神にも共通している――を考え、一方にまた近代の浪漫詩人や明治の新体詩人やが、後年に至って象徴的傾向の詩風に入った経過を考える時、少しも誇張の妄想でないことを知るであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
即ち言えば、常に変化する空間、経過する時間の中で、ただ一つの凧(追憶へのイメージ)だけが、不断に悲しく寂しげに、穹窿の上に実在しているのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この場合での「や」は、対象としての古池が、ずつと以前からそこに有つたといふ時間的経過と、実在的な恒久観念と、併せてそれに対する作者の主観的感慨とを表示してゐる。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
それが、大正昭和と俳句隆盛時代の経過するうちに、栄養に富んだ食物も増し料理法も進歩したことはたしかであるが同時にビタミンの含有比率が減って来て、缶詰料理やいかもの喰いの趣味も発達し、その結果|敗血症の流行を来したと云ったような傾向がないとも限らない。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
作例 · 標準
時間の経過とともに、悲しい記憶も薄れていくものだ。
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手術から一ヶ月が経過したが、患者の回復は順調だ。
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あっという間に一年が経過し、もう年末だね。
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標準
progress
作例 · 標準
プロジェクトの進捗状況を確認するため、これまでの経過を報告した。
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病気の経過を見守るため、定期的に検査を受ける必要がある。
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彼の研究は、現在も順調な経過をたどっている。
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標準
transit
作例 · 標準
この衛星は、地球と月の間を往復する軌道を経過する。
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太陽が星座の間を東から西へ経過する天球上の道を黄道と呼ぶ。
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電車はトンネルをゆっくりと経過し、次の駅へと向かった。
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