僭用
せんよう
名詞動詞-サ変
標準
exceeding one's authority to use something
文例 · 用例
――暫くして、「不可ませんようツ!
— 中原中也 『夢』 青空文庫
「娘がこれぎり帰って来ませんようだったら、どうしましょう」と、彼女は二、三度も水をくぐったらしい銚子|縮の袖で眼を拭いていた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
断念ろ」 と突きやる手に喰い附くばかり、「いけませんよう、いけませんよう。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
「お筆も紙もありませんよう。
— 宮沢賢治 『オツベルと象』 青空文庫
店の信用に拘わってはならぬとあって、役人体の者なぞは滅多に近寄らせんように取計ろうておったものじゃが……言語道断……」「ヘエヘエ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
打俯したりし婦人は蒼白き顔をわずかに擡げて、「ええ、もう知りませんよう!
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
その際あんまりびっくりなさいませんように。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
「あれ、不可ませんよう。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、上司の許可なく勝手に備品を僭用した。
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