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舌根

ぜっこん
名詞
1
標準
root of the tongue
文例 · 用例
たゝかたはらに舌根をやとひて不請の念佛、兩三返を申してやみぬ。
鴨長明 方丈記 青空文庫
さらに、奥利根沼田から贈って貰った醇酒で小盃を傾け、わが舌に吟味を問えば、なんとも答えず、ただ舌根を痙攣させるのみ。
佐藤垢石 老狸伝 青空文庫
これに誘われ酒の芳醇、吟々として舌根にうったえる。
佐藤垢石 すっぽん 青空文庫
十日が岩佐氏の葬送で、その日には大臣は帰京されたのですが、その後はだんだんと御様子が悪く、熱があるとか、舌根が腫れたとか聞きましたが、四月二日についに薨ぜられました。
小金井喜美子 鴎外の思い出 青空文庫
本来ならば、沈黙は沈黙として、ひとたび舌根が動き出して、言説の堤が切れた以上は、のべつ幕なし、長江千里、まくし立て、おどし立て、流し立て、それは怖るべき広長舌を弄するこのお喋り坊主が、ただ、「はい」だけで食いとまったことこそ、今までの中での最大驚異に価する。
山科の巻 大菩薩峠 青空文庫
郭淮は、兵糧の満載してある千余輛のそれを奪回して、まずよしと、城塁へ曳かせて帰ろうとしたが、もとより木牛流馬の構造や操作の法を知らないので、舌根のネジ仕掛けに気がつかず、ただ押してみたり曳っぱっているので、いくらどう試みても一歩も動き出さないのであった。
五丈原の巻 三国志 青空文庫
作例 · 標準
舌根が痙攣すると、発音が不明瞭になることがある。
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彼は舌根を意識して、発声練習を繰り返した。
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この薬は舌根に塗布することで、痛みを和らげる。
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