弾痕
だんこん
名詞
標準
bullet hole
文例 · 用例
彼方はるかに白浪の咆ゆる所、檣折れ舷砕けたる廃船の二つ三つ漂へるはバルチツクの海ぞ、そこの岸辺に近く、嘗て実弾の祝砲を見舞はれたる弾痕の壁の下、薄暗き深宮に潜々乎として其妻と共に落涙又落涙、悲しげなる声をあげて祈り、祈りては又泣く一箇|蒼顔痩躯の人を見ずや。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
私は見渡したら果して、弾痕があった!
— コナン・ドイル 『暗号舞踏人の謎』 青空文庫
見ると、そこに果たせるかな弾痕があった!
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
その胸のあたりに弾痕があった。
— 田中貢太郎 『猫の踊』 青空文庫
門柱や扉には無数の弾痕が残つてゐた。
— 牧野信一 『天狗洞食客記』 青空文庫
彼らは工部局の死体検視所から死体を受けとると、四ヶ所の弾痕がことごとく日本人の発砲した弾痕だと主張し始めた。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
赤い旗が出て上下に振れば十点、黒い円形の弾痕指示器が出て左右に振れば零点なのです。
— 小酒井不木 『国際射的大競技』 青空文庫
病院にも、鉄砲の玉があたっていて今だに弾痕が残っていて、激戦の日がおもわれるのであった。
— ――中支遊記―― 『余齢初旅』 青空文庫
作例 · 標準
古い建物の壁に残された生々しい弾痕が、かつてここで激しい戦闘があったことを物語っている。
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修復されたはずの看板をよく見ると、うっすらと弾痕のような窪みが残っていた。
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平和記念公園の資料館で、弾痕だらけの鉄兜を見て、戦争の恐ろしさを再確認した。
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ウィキペディア曖昧さ回避
弾痕(だんこん) 大砲や銃の弾が当たった痕のこと。 人体の場合は銃創(射創)という。
作品名
- 映画
- 弾痕 (1946年の映画) — 1946年公開のフランス映画。アンリ・ドコワン監督。
- 弾痕 (1969年の映画) — 1969年公開の日本映画。森谷司郎監督。
出典: 弾痕 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0