妖艶
ようえん
形容動詞名詞頻度ランク #34938 · 青空 280 例
標準
fascinating
文例 · 用例
妖艶な柳が地上にとどくまで枝垂れている。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
枝垂桜は夢のように浮かびでて現代的の照明を妖艶な全身に浴びている。
— 九鬼周造 『祇園の枝垂桜』 青空文庫
そして、このとき今まで彫刻的に見えた小初の肉体から妖艶な雰囲気が月暈のようにほのめき出て、四囲の自然の風端の中に一|箇不自然な人工的の生々しい魅惑を掻き開かせた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
薄鼠色の皮膚、心惹くエキゾチシズムと蛇舞を踊る妖艶さと椰子しゅがあのごとき甘美さがある。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
) と仔細は語らずただ思い入ってそう言うたが、実は以前から様子でも知れる、金釵玉簪をかざし、蝶衣を纏うて、珠履を穿たば、正に驪山に入って、相抱くべき豊肥妖艶の人が、その男に対する取廻しの優しさ、隔なさ、深切さに、人事ながら嬉しくて、思わず涙が流れたのじゃ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
呪いの方の眷属は多く妖艶なる美女の姿を装うて居る。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
牡丹は牡丹の妖艶ないのち、唐獅子の豪宕ないのちをこの二つの刃触りの使い方で刻み出す技術の話にかかった。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
額襟許清らに見え、色いと白く肉置き好く、髪房やかに結いたるが、妖艶なることはいわむ方無し。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は妖艶な魅力で、多くの人々を惹きつけた。
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夜の闇に咲く月下美人は、妖艶な姿を見せていた。
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その絵画には、妖艶な表情の女性が描かれていた。
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