麻布
あさぬの異読 まふ
名詞頻度ランク #27829 · 青空 883 例
標準
hemp cloth
文例 · 用例
乃木坂倶樂部 乃木坂倶樂部は麻布一聯隊の附近、坂を登る崖上にあり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
しかるに麻布殊に湿気を帯びたのはかなりよい電導体で蚊帳はその網である。
— 寺田寅彦 『蚊帳の研究』 青空文庫
柚木は自分ながら壮躯と思われる身体に、麻布のブルーズを着て、頭を鏝で縮らし、椅子に斜に倚って、煙草を燻ゆらしている自分の姿を、柱かけの鏡の中に見て、前とは別人のように思い、また若き発明家に相応わしいものに自分ながら思った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
明治三十八年の春、また父の轉勤とともに東京に上り、赤坂・麹町・四谷に住み移つたが、麻布に家が極まつてからもう二十年になる。
— 南部修太郎 『自分のこと』 青空文庫
(昭五・一・二〇) 現住所 麻布區新龍土町一二
— 南部修太郎 『自分のこと』 青空文庫
菜食が発達したとほぼ同様な理由から植物性の麻布綿布が主要な資料になり、毛皮や毛織りが輸入品になった。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
綿布麻布が日本の気候に適していることもやはり事実であろうと思われる。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
おまきの死骸を収めた早桶は長屋の人達に送られて、あくる日の夕方に麻布の小さな寺に葬られた。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
麻布の例文
ウィキペディア
麻布(あざぶ)は、東京都港区の北東部の通称。町丁では東麻布、麻布狸穴町、麻布永坂町、麻布十番、南麻布、元麻布、西麻布、麻布台、六本木。旧麻布区全域にあたる。
出典: 麻布 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0