麻
あさ異読 お
名詞多音語頻度ランク #8341 · 青空 1748 例
標準
cannabis (Cannabis sativa)
文例 · 用例
馬場の足もとに、真赤な麻の葉模様の帯をしめ白い花の簪をつけた菊ちゃんが、お給仕の塗盆を持って丸く蹲って馬場の顔をふり仰いだまま、みじろぎもせずじっとしていた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
つまりかうした作家たちが、詩や俳句を作るのは、飽食の後で一杯の紅茶をのんだり、或は労作の汗を流し、一日の仕事を終つた後で、浴衣がけに着換へて麻雀でもする気持なのだ。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
乃木坂倶樂部 乃木坂倶樂部は麻布一聯隊の附近、坂を登る崖上にあり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
ヘルマン教授は胡麻塩の長髪を後ろへ撫でつけていて、いつも七つ下がりのフロックを着ていたが、講義の言語はこの先生がいちばん分りやすくて楽であった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
舌癌で舌の右だか左だかの半分を剪断するというので、麻酔をかけようとしたら、そんなものは要らないと云ってどうしても聞かない。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
それで麻酔なしでこの出血のはなはだしし手術を遂行したが、おしまいまでいっこうに平気で苦痛の顔色を示さなかった。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
今度は麻酔をかけようかと云ったら、やはり承知しないのでまた素面で手術を受けてとうとう完全な舌切婆さんになったということであった。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
」と龜は大喜びで、「しかし、あまりそんなに興奮して心臟麻痺なんか起されても困る。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
麻の例文
標準
hemp (fiber)
作例 · 標準
麻の例文
ウィキペディア曖昧さ回避
麻(あさ、お、ま) アサ - アサ科アサ属の植物。 麻 (姓) - 漢姓のひとつ。読みは「ま」。 麻 (麻績村) - 長野県東筑摩郡麻績村の大字。読みは「お」。
出典: 麻 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0