自叙伝
じじょでん
名詞頻度ランク #33976 · 青空 354 例
標準
autobiography
文例 · 用例
御覧なさい天才は彼の自叙伝を急ぎさうなものに恋愛伝の方を先に書きました
— 中原中也 『(天才が一度恋をすると)』 青空文庫
それと、もう一つ、宅の門脇の長屋に住んでいた重兵衛さんの一家との交渉が自分の仮想的自叙伝中におけるかなり重要な位置を占めているようである。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
この書物の第十五章は盲と芸術との交渉を述べたものであるが、その中に、盲で同時に聾のヘレン・ケラーという有名な女の自叙伝中に現れた視覚的美の記述がどういう意味のものかという事を論じた一節がある。
— 寺田寅彦 『鸚鵡のイズム』 青空文庫
その珍しい自叙伝中から二、三小節を引用してあるのを見ると、例えば雪の降る光景などがあたかも見るように空間的に描かれている。
— 寺田寅彦 『鸚鵡のイズム』 青空文庫
ヴィエイがケラー自叙伝中の記述に対して用いた psittacism という言葉がある。
— 寺田寅彦 『鸚鵡のイズム』 青空文庫
これらの人々の追憶をいつかは書いておきたい気がする、しかしそれを一々書けば限りはなく、それを書くという事はつまり自分の生涯の自叙伝を書く事になる。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
おかしな事には、いま私たちが寄凭るばかりにしている、この欄干が、まわりにぐるりと板敷を取って、階子壇を長方形の大穴に抜いて、押廻わして、しかも新しく切立っているので、はじめから、たとえば毛利一樹氏、自叙伝中の妻恋坂下の物見に似たように思われてならなかったのである。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
さっきから僕は、斎藤氏の自叙伝「芝居街道五十年」を机の上にひろげているのだが、一ペエジもすすまない。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自身の半生を綴った自叙伝を出版した。
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有名な俳優が、子供時代の苦労と成功を語る自叙伝を執筆中だという。
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「読んでほしい本があるんだ。僕の自叙伝なんだけど、ちょっと恥ずかしいな。」と彼は照れながら言った。
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