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情愛

じょうあい
名詞
1
標準
affection
文例 · 用例
老年には生みの子とも見做される情愛が繋がれた。
岡本かの子 富士 青空文庫
私と主人はこういう情愛に関係する話はお互いの間は勿論、現代の出来事を話題としても決して話したことはない。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
だが、情愛の発露の道を知らない昔人はどうにも仕方なかったらしい。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
「やっぱり年寄がおらんとあかんて」兄はそんな情愛の籠ったことを言った。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
男女の間の情愛は肉をとおして後に開かれるのだと、今までの経験からも決めている渡瀬には、これほど嵩じてきた恐ろしい衝動を堰きとめる力はもうなくなりかけていた。
有島武郎 星座 青空文庫
そういう事は知っとるが、趣味と情愛の見聞が少かったためじゃろうか、医学士が生理学教室で、雛を祭る、と云うは信じなかった。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
銀子もこの老婦人が、初めから芸者風情と見くびっているようには見えず、わが子の愛人としての情愛も一応は受け取れるので、少し話の長いのに痺れを切らしながら、じっと聴いていた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
義盛づれの老骨を、――」と言ひかけて、たまらずわつと手放しでお泣きになつてしまひましたが、この主、この臣、まことにお二方の間の御情愛は、はたで見る眼にも美しい限りのものでございました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
作例 · 標準
我が子の健やかな成長を心から願う親の情愛は、海よりも深く山よりも高い無償のものである。
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二人の間には、長年の苦楽を共にし、お互いを支え合ってきたことで、単なる好意を超えた深い情愛が育まれていた。
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彼は雨の日に道端で見捨てられた子犬を拾い上げ、まるで自分の子供のように深い情愛を注いで大切に育て上げた。
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