幻辞.com

色目

いろめ
名詞
1
標準
amorous glance
文例 · 用例
しかし、単に「色目」だけでは未だ「いき」ではない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
それでも、兄は誇の高いお人でありますから、その女の子に、いやらしい色目を使ったり、下等にふざけたりすることは絶対にせず、すっとはいって、コーヒー一ぱい飲んで、すっと帰るということばかり続けて居りました。
太宰治 兄たち 青空文庫
するとゆっくりと俥から降りて来たのは黄金色目玉あかつらの西根山の山男でした。
宮沢賢治 紫紺染について 青空文庫
お前は原稿を賣り込むのに、編輯者へどんな色目をつかつたか。
太宰治 陰火 青空文庫
絵画も、狩野永徳・山楽、土佐|光吉・光則・光起など彩色目もまばゆい程の華麗なものを描いたし、墨絵も、大幅で、華やかなものがもてはやされた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
「それが何の自慢になる」 海老原はマダムに色目を使いながら言った。
織田作之助 世相 青空文庫
ひとつには、海老原の抱いている思想よりも彼の色目の方が本物らしいと、意地の悪い観察を下すことによって、けちくさい溜飲を下げたのである。
織田作之助 世相 青空文庫
お葉が浮わついた奴で誰にも彼にも色目をつかうのですから、どうもこれは円く行かないわけです。
冬の金魚 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、彼からの思わせぶりな色目に気づき、頬を赤らめた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
宴の席で、悪代官は隣の娘にこっそり色目を送った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
2
標準
shade (of color)
作例 · 標準
この絵の具は、光の加減で様々な色目に変化するのが面白い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼女は、秋の紅葉のような深みのある色目の着物を好んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
3
標準
ingratiation
作例 · 標準
新人歓迎会で、彼女は場を和ませようと、皆に笑顔で色目を使った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、自分の意見を通すために、部長にだけ特別に色目を使っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア

色目(いろめ)とは十二単などにおける色の組み合わせをいう。衣を表裏に重ねるもの、複数の衣を重ねるもの、経糸と緯糸の違いによるものなどがある。代表的なものは表裏に重ねるものでこれをとくに襲の色目(かさねのいろめ)という。

出典: 色目 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0