契約書
けいやくしょ
名詞
標準
(written) contract
文例 · 用例
母親は、あまりながい手術の間を身悶えして病室にまち、廊下を歩いては、『万一手術中に死亡の事有之候とも遺存これなく候』と手術契約書を出したことを考へて、もうあれが最後であったかもしれない。
— 素木しづ 『青白き夢』 青空文庫
悪魔との契約書は、紀元十三世紀以後に於ては、必ず血をもつて認めらるべく規定されてゐる由、君も僕も悪魔に従うて、先づ第一に貧困と戦ひつゝあるが、僕は契約時の文面が成りたゝぬのである、血は斯の如く惜まぬ者であるが――。
— 牧野信一 『痴酔記』 青空文庫
そしてむずかしい言葉で昨夜の契約書の内容をいい聞かし初めた。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
」 見ると、買入契約書についている仕様書だった。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
」 彼は筆をとりあげて、「この月の曇らぬ間に、この酒樽を持ち出すならば……か」 などゝ読みあげながら、まことに antic な契約書をさらさらと認めて、「私の屋敷は、この通りに見事な鬱蒼たる木立にとり囲まれて、月の在所に関はりのない砦であるから、要とあるならば高張提灯を貸さうかの?
— 牧野信一 『酒盗人』 青空文庫
首領が立って説明した会議事項は、亜細亜製鉄所に、空前の盟休が起ろうとしていること、なおその盟休は政治的意味が多分に加わっていて、所長の保管する某大国との秘密契約書などを、今夜の深更十二時を期して他へ移す必要のあること、それについて全会員が任務について貰うこと、などであった。
— 海野十三 『人造人間殺害事件』 青空文庫
「ステパン・クジミッチの遺言の中に、その何です、贈与契約書とかがあつて……それが、この私に……。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
字の読めない漁夫たちが、一体何が書いてあるのか知りもしないで三文判を押した雇傭契約書の内容についての説明であった。
— 島木健作 『鰊漁場』 青空文庫
作例 · 標準
売買契約書に署名し、不動産の取引が成立した。
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契約書の内容を隅々まで確認し、不明な点がないか確かめた。
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重要事項説明の後に、無事、契約書を取り交わした。
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ウィキペディア
契約書(けいやくしょ)とは、契約内容を明確にし、また後日の証拠とするために作成される、当該契約の内容を表示する文書をいう。
出典: 契約書 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0