放線
ほうせん
名詞形容詞-語幹
標準
radiatio
文例 · 用例
旧仙台領においては前記の如く、獅子頭に鹿角を附したものをかぶる例になっているが、旧南部領の獅子は短き双角を附した獅子頭をかぶり、別に長さ数尺に及ぶ細き割竹に、櫛歯形に切り目を入れた紙を巻き、その数条を放線状に束ねて背に負っている。
— 喜田貞吉 『奥羽地方のシシ踊りと鹿供養』 青空文庫
石屋の前には例の通り石材を多く積み重ねてあったが、その中に御影の石柱材を二本並べて立ててあったのが、第一震で道路の方へ放線状に倒れた。
— 喜田貞吉 『震災後記』 青空文庫
ちょうどその時だ、荷を担いで通っておった豆腐屋がその放線状に倒れた二本の石柱の間に夾まれてカスリ疵一つ負わず、天秤棒にかかったままの二つの豆腐桶は、倒れた二本の柱のために無残にも潰されてしまった。
— 喜田貞吉 『震災後記』 青空文庫
1882年にレフラーは鼻疽桿菌を発見し、ボリンガーとハルツは放線菌症の病源菌であるウシ放線菌を発見した。
— 伝記による医学史 『偉大な医師たち』 青空文庫
より江が庭でほうせん花の赤い花をとって遊んでいると、店の土間で自転車を洗っていたお母さんが、「よりちゃんや!
— 林芙美子 『蛙』 青空文庫
より江が庭でほうせん花の赤い花をとつて遊んでゐると、店の土間で自転車を洗つていたお母さんが、「よりちやんや!
— 林芙美子 『蛙』 青空文庫
あの猫が面白い猫で、あれと追駈ッこをして見たり、樹に逐い登らして、それを竿でつゝいたり、弱った秋蝉を捕ってやったり、ほうせん花の実って弾けるのを自分でも面白くって、むしって見たり、それを打つけて吃驚させて見たり、そんなことばかりしていた。
— 近松秋江 『別れたる妻に送る手紙』 青空文庫
私は、赤いほうせんかの咲いている裏口をはいって、元気よく、「ただいま。
— 小川未明 『白壁のうち』 青空文庫
作例 · 標準
視床からの神経線維は、大脳皮質へ向かって放線状に広がっている。
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解剖学において、視放線は視覚情報を後頭葉に伝える重要な経路である。
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脳のMRI画像を見ると、白質を通る神経線維の放線構造が確認できる。
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