奉遷
ほうせん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
moving an object of worship
文例 · 用例
聖母被昇天の祝日で、木場天主堂(現在の三ツ山教会)では早暁のミサが立てられていたが、爆音がすでに空を掠めたので式は途中で中止となり、清水神父様は聖体を急いで裏の防空壕に奉遷した。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
より江が庭でほうせん花の赤い花をとって遊んでいると、店の土間で自転車を洗っていたお母さんが、「よりちゃんや!
— 林芙美子 『蛙』 青空文庫
より江が庭でほうせん花の赤い花をとつて遊んでゐると、店の土間で自転車を洗つていたお母さんが、「よりちやんや!
— 林芙美子 『蛙』 青空文庫
あの猫が面白い猫で、あれと追駈ッこをして見たり、樹に逐い登らして、それを竿でつゝいたり、弱った秋蝉を捕ってやったり、ほうせん花の実って弾けるのを自分でも面白くって、むしって見たり、それを打つけて吃驚させて見たり、そんなことばかりしていた。
— 近松秋江 『別れたる妻に送る手紙』 青空文庫
私は、赤いほうせんかの咲いている裏口をはいって、元気よく、「ただいま。
— 小川未明 『白壁のうち』 青空文庫
ちょうど、家の前には、赤々とした、ほうせんかが、いまを盛りに咲き乱れていました。
— 小川未明 『二番めの娘』 青空文庫
」といって、娘は、ほうせんかの種子を、紙に包んで、それを懐の中にいれたのでした。
— 小川未明 『二番めの娘』 青空文庫
ほうせんかが、家の前に咲いているのを見るにつけて、母親は、二|番めの娘の身の上を案じました。
— 小川未明 『二番めの娘』 青空文庫
作例 · 標準
伊勢神宮では、20年に一度の式年遷宮で御神体を新しい社殿に奉遷する。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
本堂の改修工事に伴い、ご本尊は仮の御堂へ一時的に奉遷された。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
厳かな儀式の中、神輿に乗せられた御神体が新しい神社へと奉遷された。
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