受く
うく
Nidan verb (lower class) with 'ku' ending (archaic)動詞-他動詞
標準
to receive
文例 · 用例
特に高層観測のごとき一層この限定を受くる事甚だし。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
砂壌かなたに受くるもの、 多くは酸えず燐多く洪積台の埴土壌土と、 植物群おのづとわかたれぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
越中密に立つて鐙をはづし、座頭がしつぺいを鐙の鼻にて受くる。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
されば三味線堀は今も既に不忍の池の余水を受くるといへども、なほこれを修治拡大して立派なる渠となし、また一路を分岐せしめて、竹町仲徒士町等を経て南の方秋葉の原鉄道貨物取扱所構内の水路に通じ、神田川に達するに至らしめなば、漕運の利は必ずしも大ならずとするも衛生上の益は決して尠少ならざるべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
かれはわが杯を受けて心地よげに飲み干し、大空を仰ぎて、愛盗まれし者の受くべき報酬はげに幸いなりき、十蔵なんじもその一人ならずやと杯を十蔵が前に置きぬ。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
然し仙子氏はそんな取扱ひを受くべき人ではなかつたと私は思はざるを得ない。
— 有島武郎 『水野仙子氏の作品について』 青空文庫
私は自分の土地を解放するに際し自分の土地を所有する事に依りて受くる精神上の苦痛を去る為めに周囲の事情等は別段大なる考慮を払はないで断行したのである。
— 有島武郎 『狩太農場の解放』 青空文庫
僧を呪いし罪によって地獄の責苦を受くる事よ。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
例句