走破
そうは
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #40481 · 青空 7 例
標準
running the whole distance
文例 · 用例
日に十里を楽々と走破しうる健脚を有し、獅子をも斃す白光鋭利の牙を持ちながら、懶惰無頼の腐りはてたいやしい根性をはばからず発揮し、一片の矜持なく、てもなく人間界に屈服し、隷属し、同族互いに敵視して、顔つきあわせると吠えあい、噛みあい、もって人間の御機嫌をとり結ぼうと努めている。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
そこでは物理的間隔 Abstand は単なる間隔ではなくして、それを走破し、追抜き、到達しつくすべき存在的距離 Entfernung である。
— 中井正一 『近代美の研究』 青空文庫
一気に走破して来たわけである。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
ぼく、嘉治さん、健吉画伯、五丈館主の四人は、トヨペットで走破ときめる。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
ゲジョ山だの飛鳥だのという千山万水の数十キロを、またたくまに走破して、麓近くで「小坂村郵便局」とあるのを、ちらと見たと思うと、「犬を見ましょうや。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
日本の今の青年には、ぬかるみでも凸ぼこな道でも走破してゆく風の快味がわからない。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
たとえば雨のふる日に傘をささないで往来を歩きたいと思ったとしても、なかなかそうはさせてくれない。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
また、お決まりの癖が出たね」 長煙管で煙草を一ぷく喫って、左の手で袖口を掴み展き、着ている大島の男縞が似合うか似合わないか検してみる様子をしたのち「うっちゃってお置き、そうそうはこっちも甘くなってはいられないんだから」 そして膝の灰をぽんぽんぽんと叩いて、楽譜をゆっくりしまいかけた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
作例 · 標準
彼は過酷なサハラ砂漠のマラソン大会で、250キロの道のりを見事に走破した。
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クラシックカーで日本列島を走破するという壮大な旅を計画している。
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険しい峠道を一気に走破したとき、頂上で見た朝日は格別だった。
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