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萌え立つ

もえたつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-自動詞
1
標準
to burst into leaf
文例 · 用例
残雪がまだ消えやらず化粧柳の若芽が真紅に萌え立つ頃には宿の庭先に兎が子供を連れて遊びに来たり、山鳥が餌をあさり歩くことも珍らしくないさうである。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
残雪がまだ消えやらず化粧柳の若芽が真紅に萌え立つ頃には宿の庭先に兎が子供を連れて遊びに来たり、山鳥が餌をあさり歩くことも珍しくないそうである。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
つくつくし萌え立つやいつ。
北原白秋 風隠集 青空文庫
二月がほど日を送り、早くも梅雨上りの若芽萌え立つ今日の日はめぐり来りぬ。
夢野久作 白くれない 青空文庫
松の蔭で、あたりには遲い蕨などが萌え立つて居り、三河路の方から涼しい風が吹きあげて來た。
若山牧水 梅雨紀行 青空文庫
野原とも云ひたいこの廣大な溪谷にももく/\とした若葉の呼吸が萌え立つてゐるのであつた。
若葉の頃と旅 樹木とその葉 青空文庫
殊に春さき、――庭の内外の木々の梢に、一度に若芽の萌え立つ頃には、この明媚な人工の景色の背後に、何か人間を不安にする、野蛮な力の迫つて来た事が、一層露骨に感ぜられるのだつた。
芥川龍之介 青空文庫
(五月×日)なまぐさい風が吹く緑が萌え立つ夜明のしらしらとした往来が石油色に光っている森閑とした五月の朝。
林芙美子 新版 放浪記 青空文庫
作例 · 標準
春の雨が降った後、庭の木々が一斉に萌え立った。
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冬の間枯れたようだった山々が、四月に入り鮮やかな緑に萌え立っている。
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萌え立つ若葉の間から、心地よい五月の風が吹き抜けていく。
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