見仏
けんぶつ
名詞
標準
seeing Buddha
文例 · 用例
「衆生既信伏質直意柔軟、一心欲見仏、不自惜身命、」と親仁は月下に小船を操る。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
道家のごときは虚無恬淡を説いて一見仏教の根本思想と等しいようであるが、これに対して親鸞は『弁正論』を引いて批判を加えている。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
法皇が崩御遊ばされた後御菩提の為めに建久三年秋の頃、大和の前司|親盛入道が、八坂の引導寺、心阿弥陀仏調声を行い、住蓮、安楽、見仏等の人達が助音して六時礼讃を修し、七日念仏した。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
見仏の請によって浄土三部経を法華の如法経になぞらえて書写すべき法則を定められたのもこの時である。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
彼に言わせれば、「見仏聞法の最初に難得難聞なるは、衆生無仏性なり」。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
「江の島をけんぶつして來たよ。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
そこでかばんを、ひとまず、森の落ち葉のなかにかくして、町へけんぶつにでかけました。
— DEN FLYVENDE KOFFERT 『ひこうかばん』 青空文庫
お皿は下で 大きな口をあけて、けんぶつして ゐました。
— 村山籌子 『お鍋とお皿とカーテン』 青空文庫
作例 · 標準
古刹を訪れると、見仏の機会を得て心が洗われるようだ。
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彼は各地の仏像を巡る見仏の旅に出かけた。
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長年の願いが叶い、ついに秘仏の見仏が許された。
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