露骨
ろこつ
形容動詞名詞頻度ランク #14100 · 青空 1505 例
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文例 · 用例
そして祖母の表情が余り露骨だから父もそれを知つた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
「侏儒の言葉」は、言はば頭脳の機智だけで――しかも機智を誇るために――書いた文学で才人としての彼の病所と欠点とを、露骨に出したやうな文学であつたが、同じやうにまた彼の俳句も、その末梢神経的の凝り性と趣味性とを、文学的ヂレツタンチズムの衒気で露出したやうなものであつた。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
姉の家で普請をしていた時に、田舎から呼寄せられて離屋に宿泊していた大工の杢さんからも色々の話を聞かされたがこれにはずいぶん露骨な性的描写が入交じっていたが、重兵衛さんの場合には、聴衆の大部分が自分の子供であったためにそういう材料はことさらに用心して避けたものと思われる。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
歌舞音曲も別段客をもてなさうといふ露骨な意圖でもつて行はれるのではない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
もつとも、この娘の「可哀想」は、このごろの彼女の一つ覺えで、何を見ても「可哀想」を連發し、以て子に甘い母の稱讚を得ようといふ下心が露骨に見え透いてゐるのであるから、格別おどろくには當らない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」と兎は言ひ、ひどく露骨にいやな顏をした。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
露骨な真実、平板な虚欺、その二つの世界の境界に中立地帯のようにしかも高次元の空間に組み立てられた俳諧の世界がある。
— 寺田寅彦 『映画雑感(※)』 青空文庫
はじめは軽蔑した超然とした態度で、一人離れて、携帯のライカで景色など撮していたが、にわかに柚木に慣れ慣れしくして、柚木の歓心を得ることにかけて、芸妓たちに勝越そうとする態度を露骨に見せたりした。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、自分の感情を隠すことなく露骨に顔に出すので、何を考えているか分かりやすい。
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会議の席で、部長はライバル部署の提案に対して露骨に不快な表情を浮かべた。
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あからさまにえこひいきをするなんて、彼の態度はあまりにも露骨で見ていられない。
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標準
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作例 · 標準
彼は酔うと、普段は言わないような露骨な冗談を連発して、周囲を困惑させた。
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その映画は、性的な描写が露骨すぎると批判され、一部のシーンがカットされることになった。
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彼女は、彼の露骨な言い方に嫌悪感を抱き、それ以上話すのをやめた。
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