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運送店

うんそうてん
名詞
1
標準
shipping or forwarding agency
文例 · 用例
どちらも茣蓙で包んで上箱に入れて、貴重品扱いにして門司の山九運送店宛に出して下さいな。
夢野久作 女坑主 青空文庫
運送店に捜すよう詰責したが、絶えて返事が無かった。
太宰治 惜別 青空文庫
もと淺間御社の境内なりしが、原鐵運送店の主人買收して公開せるなりとは、殊勝なる事也。
大町桂月 越ヶ谷の半日 青空文庫
運送店の前にはもう二台の馬力があって、脚をつまだてるようにしょんぼりと立つ輓馬の鬣は、幾本かの鞭を下げたように雨によれて、その先きから水滴が絶えず落ちていた。
有島武郎 カインの末裔 青空文庫
彼れの気分にふさわない重苦しさが漲って、運送店の店先に較べては何から何まで便所のように穢かった。
有島武郎 カインの末裔 青空文庫
山梨県の百姓の子で、青年の頃出京して長い間運送店の丁稚を務め、後に無頼漢の群に投じたのである。
牧野信一 鏡地獄 青空文庫
酒乱の酷い頃は連夜、吾家に帰つて乱暴を働き、その頃小さな運送店を経営してゐたのであるが、店の者などは蒼くなつて逃げ出したさうだ。
牧野信一 鏡地獄 青空文庫
」 いくら程あれば、以前の運送店を取り戻して、あんな働きのない夫などは頼まずに――云々といふ、彼女は、癖になつてゐる愚痴を滾して、夫を批難しはじめてゐた。
牧野信一 鏡地獄 青空文庫
作例 · 標準
例句