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鉄漿

かね異読 てっしょう
名詞頻度ランク #2669 · 青空 231
1
標準
tooth-blackening dye
文例 · 用例
遺伝は、結婚したら鉄漿をつけると云う。
吉行エイスケ 新種族ノラ 青空文庫
ソレ、」「骨のあるがんもどきかい、ほほほほほほ、」と笑った、垢抜けのした顔に鉄漿を含んで美しい。
泉鏡花 三尺角 青空文庫
十四 おはぐろ 自分たちの子供の時分には既婚の婦人はみんな鉄漿で歯を染めていた。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
そうだとすると、男も鉄漿黒々とつけていた日本の昔は今よりももっと人間のこの特権を充分に発揮していたことになるかもしれない。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
そんなにお美しくていらっしゃるのに、縁遠くて、一生|鉄漿をお附けせずにお暮しなさったのでございます。
太宰治 青空文庫
鉄漿を含んだ歯が揃って、貝のように美しい。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
おお、お鉄漿、可厭なにおいじゃ。
泉鏡花 多神教 青空文庫
鉄漿を含んだ唇赤く、細面で鼻筋通った、引緊った顔立の中年増。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
作例 · 標準
時代劇で見た、女性たちの黒く染められた歯(鉄漿)が印象的だった。
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「お歯黒」(鉄漿)は、かつて日本の既婚女性の装飾文化の一部だった。
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この文献によると、鉄漿の原料は鉄と酢だったらしい。
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平安時代の貴族の女性たちは、美しさの象徴として鉄漿を用いた。
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