動悸
どうき
名詞頻度ランク #33402 · 青空 813 例
標準
palpitation (of the heart)
文例 · 用例
昼も夜もそのための尽きぬ嘆きに、ああ、わたしは、わたしに残れる僅かないのちの重味にさえ堪え兼ねている」「この堪えられない程、烈しい息切れと、苦しい動悸のする身体。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それと見るより美登利の顏は赤う成りて、何のやうの大事にでも逢ひしやうに、胸の動悸の早くうつを、人の見るかと背後の見られて、恐る/\門の傍へ寄れば、信如もふつと振返りて、此れも無言の脇を流るゝ冷汗、跣足に成りて逃げ出したき思ひなり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
それと見るより美登利の顔は赤う成りて、どのやうの大事にでも逢ひしやうに、胸の動悸の早くうつを、人の見るかと背後の見られて、恐る恐る門の傍へ寄れば、信如もふつと振返りて、これも無言に脇を流るる冷汗、跣足に成りて逃げ出したき思ひなり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
多分胸の動悸を象徴するためであろうか、機関車のような者を舞台裏で聞かせるがあれは少し変である。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
自分は胸に動悸するまで、この光景に深く感を引いた。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
何と言っても幼い両人は、今罪の神に翻弄せられつつあるのであれど、野菊の様な人だと云った詞についで、その野菊を僕はだい好きだと云った時すら、僕は既に胸に動悸を起した位で、直ぐにそれ以上を言い出すほどに、まだまだずうずうしくはなっていない。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
何事が起ったかと胸に動悸をはずませて帰って見ると、宵闇の家の有様は意外に静かだ。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
それと見るより美登利の顏は赤う成りて、何のやうの大事にでも逢ひしやうに、胸の動悸の早くうつを、人の見るかと背後の見られて、恐る/\門の侍へ寄れば、信如もふつと振返りて、此れも無言に脇を流るゝ冷汗、跣足になりて逃げ出したき思ひなり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
作例 · 標準
突然の動悸と息苦しさに襲われた。
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発表の前はいつも緊張で動悸がする。
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激しい運動の後、しばらく動悸がおさまらなかった。
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ウィキペディア
動悸 とは心臓の拍動が自分で感じられる状態を指す。
出典: 動悸 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0