狭間
はざま異読 はさま・ハザマ
名詞頻度ランク #19101 · 青空 178 例
標準
interval
文例 · 用例
三河と美濃の国境だという境橋を渡って、道はだんだん丘陵の間に入り、この辺が桶狭間の古戦場だという田圃みちを通った。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
朝晴の蒼き大空は、軽いが頭に近いよう、彼方にごろごろと音がして、黒きかたまりの緩やかに畝り畝り、遠ざかり行く、車、雲助、その行くあたりちらちらと、白い雲の動いて見ゆるは、狭間に漏るる青海原、沖に静な鴎の波。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
それから約一時間ばかりも経ったと思う頃、彼はあなたの大きい岩の狭間から、一縷の細い煙の迷い出づるを見た。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
丹塗の柱、花狭間、梁の波の紺青も、金色の竜も色さみしく、昼の月、茅を漏りて、唐戸に蝶の影さす光景、古き土佐絵の画面に似て、しかも名工の筆意に合い、眩ゆからぬが奥床しゅう、そぞろに尊く懐しい。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
奥の正面、及び右なる廻廊の半ばより厚き壁にて、広き矢狭間、狭間を設く。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
女郎花 矢狭間も、物見も、お目触りな、泥や、鉄の、重くるしい、外囲は、ちょっと取払っておきました。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
さりとも小僧のみぎりはの、蒼い炎の息を吹いても、素奴色の白いはないか、袖の紅いはないか、と胴の間、狭間、帆柱の根、錨綱の下までも、あなぐり探いたものなれども、孫子は措け、僧都においては、久しく心にも掛けませいで、一向に不案内じゃ。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
すッと向うに浮いて行って、遠くの、あの、城の壁の、矢狭間とも思う窓から、顔を出して、こっちを覗いた。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
作例 · 標準
忙しい仕事の狭間に、短い休憩を取った。
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過去と未来の狭間に、私たちは今を生きている。
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都市と自然の狭間に位置する、静かな温泉地だ。
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標準
valley
作例 · 標準
深い山の狭間に、小さな村がひっそりと佇んでいる。
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その地域は険しい岩の狭間に流れる川で有名だ。
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彼は狭間から差し込む光を見て、希望を感じた。
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標準
loophole (in a wall)
作例 · 標準
城壁の狭間から、敵の動きを監視した。
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兵士たちは狭間から弓を放ち、敵を迎え撃った。
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その古い建物には、昔の面影を残す狭間がいくつかあった。
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標準
diagonal gap
作例 · 標準
彼の絵画は、光と影の狭間を巧みに表現している。
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雲の狭間から太陽の光が差し込んでいる。
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私は木々の狭間から見える湖の景色に魅了された。
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