列侯
れっこう
名詞
標準
many daimyo
文例 · 用例
」「公が病のために引き籠られてからは、将軍家を始、列侯諸役人の見舞が引きも切らぬので、毎日容態書を作つて置いて見せなくてはならなかつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
藤田は心の利いた人で、能く公の意を体して列侯諸有司の慫慂を拒んだ。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
慶応紀元に列侯の采地に就くものがあつて、孫の主君中川久昭も亦豊後竹田に赴いた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
その日|招れた賓客は当時の列侯中博学を以て推重せられた冠山松平定常、土岐八十郎、幕府の奥儒者|成島東岳の養子|稼堂、主人述斎の六男林復斎、佐藤一斎の門人|安積艮斎及び大沼竹渓その他合せて九人であった。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
何卒大艦|打造り、公卿より列侯以下万国航海|仕り智見を開き、富国兵強の大策相立て候よう仕りたき事に御座候。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
列侯の議、士民の論、一も幕府に容れられず。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
然れば則ち二人の者の罪、上は天子の明勅に違い、下は幕府の大義を害ない、内は列侯士民の望に背き、外は虎狼渓壑の欲を飽かしむ。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
――故にこんな口にも出すまじきことばを口に出したりする者もあるのだろうが、信長を始めとして、安土を中心とする諸列侯の中で、そんな愚劣な童心振りのみじんない者といったら、それは十目十指、たれでもすぐ、 惟任日向守光秀 と、いうにちがいない。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
幕末の動乱期には、列侯がそれぞれの藩の生き残りをかけて激しい政治工作を繰り広げた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
将軍の代替わりに伴い、全国から列侯が江戸城に集められ、新たな主君に忠誠を誓った。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
大名行列の絵巻物には、参勤交代で街道を進む列侯のきらびやかな様子が描かれている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
ウィキペディア
列侯(れっこう)は、古代中国、前漢や後漢における爵位の一つ。
出典: 列侯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0