元宵
げんしょう
名詞
標準
night of the 15th day of the first month in the lunar calendar
文例 · 用例
そうして、毎年正月十五日から五日のあいだは、明州府の城内に元宵の燈籠をかけつらねて、諸人に見物を許すことにしていたので、その宵々の賑わいはひと通りでありませんでした。
— 剪燈新話 『中国怪奇小説集』 青空文庫
鎮明嶺の下に住んでいる喬生という男は、年がまだ若いのに先頃その妻をうしなって、男やもめの心さびしく、この元宵の夜にも燈籠見物に出る気もなく、わが家の門にたたずんで、むなしく往来の人びとを見送っているばかりでした。
— 剪燈新話 『中国怪奇小説集』 青空文庫
蝋燭の火は元宵(正月)の晩のようにパチパチと撥ね迸ったが、彼の思想も火のように撥ね迸った。
— 魯迅 『阿Q正伝』 青空文庫
その正月十五日の元宵祭は、大王廟の境内を中心に、鎮城の全街が人出に沸く。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
“コノ淫婦ヲ殺シテ去ル者、槐橋ノ安道全|也”元宵節の千万|燈、一時にこの世の修羅を現出すること ここは江畔の一軒。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
「――春となれば、元宵節もまぢかです。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
思うに、むしろ今年などは、前年よりも、元宵節は盛んにすべし、とご布告あってしかるべきかと存じられまする」「なるほど。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
元宵節は例年以上にも盛大なる規模のもとにこれを行え」 ここに、はやくもその日は、あと幾日と、せまっていた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
元宵の夜、街には色とりどりの提灯が飾られ、大勢の人で賑わった。
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家族揃って元宵の月を眺めながら、一年の無病息災を祈るのが習わしだ。
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元宵には「元宵」という甘い団子を食べる習慣があり、市場には長い行列ができた。
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ウィキペディア
元宵 は、中国北部の伝統的な食品で、白玉粉を丸くして、中に様々な餡を入れて茹でて作り、元宵節(旧正月15日)で食べる習慣がある。
出典: 元宵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0