目見
まみ
名詞頻度ランク #28053 · 青空 124 例
標準
look
文例 · 用例
梅津の君も今は物もいはで彳めるを、玉枝の君と妾とは目見合せてをり、さすがに恐しからぬにもあらず。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
横山先生のところへ連れて行くと、先生は一目見ただけで、これはじきに直る、毎日上白米を何合ずつ焚いて喰わせろと云った。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
事実、山には一目見ただけでも傲慢であったり、独りよがりのお人好しであったりしそうな性格に見立てられるものがある。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
男は、さうした女の気持ちの反映を直ぐに直覚しました、と同時に三年前の自分の記憶に残つて居た女とは似もつかぬ、やつれて老いた女の俤を一目見て、あらゆる歓喜と期待の心が打ち破られました。
— 岡本かの子 『恋愛といふもの』 青空文庫
一目見ただけで妙な気がした。
— 寺田寅彦 『ある日の経験』 青空文庫
お富はお秀の様子を一目見て、もう殆ど怪しい疑惑は晴れたが、更らに其室のうちの有様を見てすっかり解かった。
— 国木田独歩 『二少女』 青空文庫
二人はしばし目と目見あわして立ちぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
(おらにもああいう若ぃづぎあったんだがな、ああいう面白い目見る暇なぃがったもな。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫