真四角
ましかく
名詞-の形容詞形容動詞名詞
標準
square
文例 · 用例
然も猶これは真直に真四角に切たもので、およそ恁る角の材木を得ようというには、杣が八人五日あまりも懸らねばならぬと聞く。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
ところが伯爵の死後、玄関と正反対の位置に新たに取付けられた煙突というのは、普通の赤煉瓦を真四角に積み上げたデッカイ、不恰好なものであった。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
お爺さんは座蒲団の上に真四角に坐って朝飯を喰べて居た。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
柱の電鈴を圧さるると、小使どんが紅茶を持って来るのじゃった…… 私は卓子の向いに、椅子を勧められて真四角に掛けたのじゃが、硝子窓から筑波山の夕日が射して、その生理学教室を※と輝かした中に、国手の少い姿が、神々しいまでに見えた。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
南天の下に手水鉢が見えるあたりから、雨戸を三枚ばかり繰った、奥が真四角に黒々と見えて、蚊帳の片端の裾が縁側へ溢れて出ている。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
茶の間の真中に真四角のゐろりがきられて、煤けた鍵竹の先には、黒焦に焦げた薬罐がかゝつて、木のころがぶすぶすとその下に燻つて居る。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
其口の寸法だけ真四角に門内の土が見えた。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
ここからでも分るが、その白い饅頭は、草の葉にもたせて、下に、真四角な盆のように、こぼれ松葉の青々としたのが、整然として手で梳いたように敷いてあった。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
作例 · 標準
旅行に出かける際は、マザーズバッグに哺乳瓶やおむつを詰め込んだ。
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