産着
うぶぎ異読 うぶぎぬ・さんい
名詞多音語
標準
clothes for a newborn baby
文例 · 用例
おたよりをくださいましたら、またそのとき産着の一枚も贈りましょうわい」 そして、みずから立ち上がりながら、玄関の格子戸をあけてやったものでしたから、なにとてくし巻きお由ばかりが鬼の心をもっていられましょうぞ!
— なぞの八卦見 『右門捕物帖』 青空文庫
死んだ赤子は、やがて真白い産着を着せられて、二枚折りの屏風の蔭に臥かされた。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
貌と反対に美しい声で、恐らくはやがて生れる子供の産着でも縫つてゐるのであらう、浮き浮きした調子が感ぜられた。
— 北條民雄 『癩を病む青年達』 青空文庫
」船「御簾になる竹の産着や皮草履かね。
— 永井荷風 『町中の月』 青空文庫
あの子がレースのへりつきのやわらかい産着を着ていたからといって、ふた親があいつを訪ねに来ると思うことができるか。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
やっとおなかがいっぱいになると、みんなは炉の前へ連れて行って、着物をぬがしてみると、なにしろきれいなうすもも色をした子どもで、りっぱな産着にくるまっていた。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
それはりっぱな絹の産着で想像したところと、目の前の事実とはこのとおりちがっていた。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
きみはバルブレンのおっかあの所へ手紙をやって、きみが拾われたときの産着がどんなふうであったか、たずねてみたらどうだ。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
作例 · 標準
例句