刺激臭
しげきしゅう
名詞
標準
irritant odor
文例 · 用例
おびただしく並べられた瓶に試験管、そして塩酸のきつい刺激臭が物語るのは、彼が一日じゅうご執心の化学実験をやっていたということだ。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
胡麻油の新しいのは、プーンと多少鼻につく刺激臭があるが、古いものになると、そうしたことはないから、古いものを選ぶ必要がある。
— 北大路魯山人 『琥珀揚げ』 青空文庫
同時に何らかの物質を燃やし、あまりの刺激臭に家中がむせ返るようだった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
だが、次の瞬間、悪臭に満ちた空気に新たな刺激臭が加わったのに気づき、彼は徴のことを忘れた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
煙もまた上がり、遠くの竪坑からの悪臭を押し流すほどの刺激臭が起きた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
ごく微かな刺激臭があり、ウォード氏は息子を病院に連れて行ったときに嗅いだ臭いを思い出した。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
大変ぞんざいに折ってあり、どこかこの世界の外側から来たという唯一の徴として、洞窟の部屋と同じ刺激臭を微かに帯びていた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
初め、レイクが発見した標本は全て乾いていたが、暖められたテントが解凍作用を及ぼし、不快な刺激臭を放つ湿り気のある有機物が損傷のない側まで覆うようになっていった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
作例 · 標準
実験室に鼻を突くような刺激臭が立ち込め、急いで窓を開けて換気を行った。
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古い消火器から漏れ出したガスには、ツンとした特有の刺激臭があった。
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玉ねぎを刻んでいる時に感じる刺激臭の正体は、硫化アリルという成分だ。
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ウィキペディア
刺激臭 とは、鼻を刺すようなにおいのことである。
出典: 刺激臭 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0