細謹
さいきん
名詞
標準
slight flaw
文例 · 用例
大行は細謹をかえりみずということわざを知らんか、阪井猛太は天下の志士だぞ、ばかッ」 父はさっさとでていった。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
王女さまは、さいきん、玉座についたよ。
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
私はさいきん、少しからだの調子を悪くして、神妙にしばらく酒から遠ざかっていたのであるが、ふと、それも馬鹿らしくなって、家の者に言いつけ、お酒をお燗させ、小さい盃でチビチビ二合くらい飲んでみた。
— 太宰治 『酒の追憶』 青空文庫
「五、六日前に、和田の叔父さまからおたよりがあってね、叔父さまの会社に以前つとめていらしたお方で、さいきん南方から帰還して、叔父さまのところに挨拶にいらして、その時、よもやまの話の末に、そのお方が偶然にも直治と同じ部隊で、そうして直治は無事で、もうすぐ帰還するだろうという事がわかったの。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
それがさいきん「戦塵の旅」という題で、ソヴェト同盟旅行の部分だけ翻訳出版された。
— 宮本百合子 『明日の知性』 青空文庫
さいきん地球と地球人類に興味を持ちまして、このまえは『宇宙の女王』号をとらえたのです。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
長谷川 ある東京大学の教授とさいきん一緒に汽車で帰ったとき、その話をしていましたよ。
— 第二部 混混録 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
四月二十五日(火) さいきんキリスト教主義学校にまつわる悲劇が多い。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
作例 · 標準
彼の作品には細謹も許さない完璧さがある。
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どんなに注意しても、細謹を見逃してしまうことがある。
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彼の批判は細謹にわたるものだった。
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