凶宅
きょうたく
名詞
標準
unlucky house
文例 · 用例
凶宅 宋の襄城の李頤、字は景真、後に湘東の太守になった人であるが、その父は妖邪を信じない性質であった。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
近所に一軒の凶宅があって、住む者はかならず死ぬと言い伝えられているのを、父は買い取って住んでいたが、多年無事で子孫繁昌した。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
この家もむかしから凶宅だといわれていたが、わたしが多年住んでいるうちに何事もなく、家はますます繁昌して今度も栄転することになった。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
この家も凶宅どころか、今後は吉宅となるだろう。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
この官舎は昔から凶宅と呼ばれていましたが、陳が来ると直ぐに鬼物があらわれました。
— 稽神録 『中国怪奇小説集』 青空文庫
「凶宅じゃ」 柿の梢にはいつもの大きい鴉が啼いていた。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
「お師匠さまが山科の家の門に立って、これは凶宅じゃ、住む人の命は保つまいと言われたが、その卜占はたしかにあたった」「お師匠さまはそのように申されたか」と、玉藻の瞳はまた動いたが、やがて感嘆の太息をついた。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
泰親はさきに山科の玉藻の住家を凶宅とうらなって、それからだんだん注意していると、玉藻という艶女は形こそ美しい人間であれ、その魂には怖ろしいあやかしが宿っている。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
作例 · 標準
その家は「凶宅」として知られ、誰も住もうとしなかった。
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事故物件の心理的瑕疵を考慮し、購入者は「凶宅」である可能性を指摘された。
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曰く付きの「凶宅」を、好奇心から安く買い取った若者がいた。
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